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RubyKaigi 2014に行ってきた(1)

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長年Rubyを軸にプログラミングをやってきたにも関わらず今年存在を知って今年初参加でした。というかこういう大型技術系カンファレンスへの参加が初めて。

感想:何でもっと早く知らなかったのか

最近は仕事ではRubyよりもScalaを書いてる時間のほうが長く(しかしちょっと前まではドキュメント書きが主だった…><)、静的型付け言語・静的コンパイル言語・関数型言語の強力さを実感するとともに、とにかくフリーダムな書き方が許され、オブジェクトアロケーションによるオーバーヘッドの塊を持つRubyって現代的にはRails以外の居場所を失ったといってもいいのでは?と思っていたのですが、その浅い先入観を反省させられるほどにRubyは成熟した言語だし未来も感じられる言語だということを感じた3日間でした。Railsはもういいやと思っていたけれどRailsですら全く使いこなせてなかったわけで、Rubyを軸にして今後業界で生きて行くのだったら明らかに地力不足だし、それでいて"New Kids on the Street"*1においてアドバンテージを持つほどスタートダッシュが切れている/知識を持っているわけではない。まずは当たり前のことを当たり前に、高いレベルでできるようにすることからしていかないといけないのだろう。っていっつも言ってる気がするこれ…

あとは「Rubyの将来は暗いのでは?」と勝手に思い込んでいた理由としては、周囲のできる人がだいたいC++などのC系の言語を軸にしているか関数型言語を常用しているかしていたためだったり、たまたま自分が足を突っ込みかけてたCG方面ではやっぱり性能面の不安からたまたま使われなかっただけだったりして、こういう認知バイアスからRubyRailsができるのは当たり前でたいしたことではない、「プロとして活動する上で本当にやるべきはメモリを直接触れてオーバーヘッドのないC/C++もしくは背景に高度な計算機科学のバックグラウンドを持つ関数型言語…!」と勝手に思っていたが、実際RubyKaigiに参加してみると高いレベルでRubyを使っている企業は山ほどある。どのへんが暗いのか…!何かというと、RubyKaigiに多く人を送り込んでいるかスポンサーしている企業は、「Rubyをプロダクションレベルで使っていて」「オープンソースコミュニティに深く関わっていて」「エンジニアが勉強会・カンファレンスに参加するムードがある」企業、つまり私が就職活動の段階で重視していた要素をほぼすべて持つ企業だったりするわけだ。闇雲に名前の知っているところに受けるよりもイベントで様子を直接知ったところを受けたほうが結果としてhappyだったのではないか?

何はともあれ、Rubyをもうちょっとちゃんとやろうというモチベーションがものすごく上がった3日間でした。

一般的な感想編はここまでで、明日以降にセッションまとめを書きます。

*1:Matzのキーノートにおける表現で、最近登場してきた言語群、Scala・TypeScript・Dart・Goなどのことを指していた