【賢竜杯XI振り返り】2016年12月40日も終わりまして、新年あけましておめでとうございます。

前回は1ヶ月くらいかかったのですが、3日目の撤収作業とExtra Stageまでやってまだ少々時間があるので例によって例のごとく賢竜杯-彩-の振り返りをします。そして例によって例のごとくスタッフ参加しかしていないのでそっち寄りです。前回みたいなTogetterまとめは…できるのかな…?

今回やったこと

Qtoolfと当日進行管理、動画制作。去年と同じじゃねえか。

アーケードゲームという趣味に対するスタンスは前回同様。「廃人」できるライフステージは過ぎたと思っていて(現役の廃人の方々を貶める意図はありません)、QMAというゲームは「廃人」しないと満足なプレイングができないということを知っているので、プレイヤーとして何かすることは完全に諦めています。「最低でも賢者までやってほしい、これには言い訳はナシな」と言われていたけれど現在の階級は初級魔術士(中級までやったと思ってたのだけど…!)で、これも申し訳ないながらハナから諦めていました。とにかく、コミュニティの居心地がよい、そしてそのお祭りに対して何かできることがある、ということだけで続けています。

賢竜杯七のとき、全くエントリーもせずに当日見学に行き、遅れて到着して3回戦も半ばで手書きの名札を受け取って、そうしたら知り合いの集計スタッフがどうも手が足りなさそうにしていて、その次のラウンドにはコートに集計用紙を持って立っていました。今回久しぶりに戻ってきた元主催のFITZさんの「賢竜杯は麻薬」という言葉はまさにその通りだと思います。

Qtoolfについて

前回も書いたとおり、QToolsは実際ほぼ完成形だったと思っています。なぜそれをフルリメイクしたかというと、技術の勉強の意味も兼ねていたのと、前回解決しなかった権限管理の問題を解決するためです。ここまでやれば、賢竜杯の専用ツールでDRAGON Projectにお伺いを立てないと使えないという状況を解決でき、JAPAN TOURの各地の大会で使ってもらうことができる、ということを達成できます。

今後のロードマップとしては、近く「現行のQToolsのインスタンスを3月をめどにdiscontinueする」「代わりにQtoolfとそのマニュアルを一般公開する」「同時にQtoolfをオープンソース化する」ということを行う予定です。これは賢竜杯スタッフブログ上でアナウンスします。

当日の進行管理について

1日目・2日目とも45分押しで終了。パンフレットには「より早く進行した場合は巻いて進めます」とは書いてありますが、(中の人としてこういうこと言うのはあれだが)基本的にパンフレットに書かれている時刻は理論値です。1日目終了時にスタッフが酒を飲む時間があり、2日目の盃の時間前開催というだけでBADやPOORは出しつつもHARD CLEARくらいはしている、というのが長年やってきた感想です。

QTools/Qtoolfにない1日目をどうするか、ということでは、Excelツールのほうがほぼトラブルなく回ったというのが大きかったです。1日目のトラブル要因については分析後に何かしら語られることはあるかと思いますが、だいたいどういう状況かというと、「16刻みでしか組むことができない」「なので112か128かで組むしかない」「が当日会場で参加できる人数がスタッフ抜き114、スタッフ込み126でどちらも取れない」…ということでした。

2日目はほぼ無事故での進行で特に進行管理について語ることはないです。

動画について

今回は今のところニコニコ動画へのアップロードはしないつもりでいます。前回の動画には特定の人物と思しきネガキャン工作コメントで溢れていて、はっきりいって萎えたので。

更新:アップロードしました。Y某P(あっ名前出しちゃった)に屈しない姿勢大事。

www.nicovideo.jp

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オープニング:F (beatmaniaIIDX19 Lincle)、西暦2008年 東京(怒首領蜂大復活)

よりモダンでメカニカルなトーキョー、に対する答え合わせがこれです。DJミックスを作ったらdj TAKAとkors kばっかりになる、という中でも、BPM150帯で作ったら間違いなく1曲目はFで始めると思います。というか、TAKAの曲の中でもTrue Blueと並んでトップ2に好きな曲です。前説パートのBGMは「しんでれら・まじっく」で大会の前説で使われてたこととタイトルを意識しての選曲です。

エンディング : Halcyon (BMS OF FIGHTERS 2010優勝曲、ロング版はアルバム"Groundbreaking 2010"より)

でこっちが昨年の賢竜盃に向かう途中に突然降ってきて1年間温めていたネタ。どういうことなの…

Fのほうはもともと想定していたタイムチャートからかなり変更がありましたが(最後のキャラクターの連続のところとか)、こちらはほぼ最初の想定と変更なし。強いて言うならば全キャラクター別プレイヤー紹介の最後の8拍を統計で埋めたところが想定とずれた程度。

こちらは厳密にはBEMANIシリーズではない音ゲー曲(BMS初出でGROOVE COASTER、Cytus、チュウニズムには入っている)なのでFより知名度低いのではないかと思っていたら案外反応があって嬉しかった。そう、もちろんXI=xiつながりで、タイトルが決まる前からこれを使うつもりだったというあたり、タイトルのほうがついてきた、というくらいです。

制作スケジュールの話

で実際の制作状況はどんなだったかというと…

  • 9/28: 曲とタイムチャートは決まってる=進捗0%
  • 12/9: 本格的に映像制作始めます、とトピックに記載がある。もともとは12/17にデモ版すらなかったら「何かトラブルがあった」という記載をしていた
  • とかいいつつ12/17には全く間に合ってない
  • 12/23: ここで初めてオープニングのデモ版を出す。雑エンコ版で30%程度の進捗率。
  • 12/25: オープニング、キャラクター動かすところと写真入れ以外全部。
  • 12/31: 実家帰省前にエンディングの進捗率3割版
  • 正月は実家で、パソコンを持ち帰ったものの何もせず
  • ¼: エンディングの進捗率75%版。予選の情報全部入れ終えて、プレイヤー名入れのみを残した状態
  • 1/6: 出発前にオープニング完成版

…全く成長していない…

次回?

私からは何も言えないです。

ただ、個人目標としてはやりたいことはもうほぼ全部できた、というのが実感です。家にはお忍びで参加していた学生時代では絶対にできなかった前日準備から翌日の片付けまで会場付近宿泊での参加という実績を解除し、オープニング・エンディング両方担当するという実績を解除しました。Qtoolfは十分完成形に至ったと思うし、即時自動抽選・即時惜敗率計算の普及という目的も達成できたと思うし、当日進行もほぼ理論値どおりでの進行ができたと思っています。次があったとして、そもそもQMAというゲームから離れつつある中でのコミットメントが、果たして十分だと認められるだろうか。

ちなみに、今のところAdobe税の支払いは2月末で切ってあります。盃で聞くと楽しみにしてくれているという方もいるようなのですが、そもそも大会自体の開催が未知数ですからね?????けんりゅうちゃんはうまれつきしんぞうがよわくry


追記

エンディング動画について

今年も乱数先生が仕事した

仕事しすぎやろ。